馬の近くへ Close To The Horses|Kyoko Yoshida 個展

馬の近くへ Close To The Horses|Kyoko Yoshida 個展
馬のそばにいるような空間を、色でつくる Kyoko Yoshida。日本・フランス現代美術世界展の入選作2点と、新作約15点を展示する個展。会期中は毎日、作家が在廊します。
開催概要
会期 2026年10月8日(木)–13日(火)
時間 11:00–18:00 ※最終日は16:00まで
会場 GALLERY Kunitachi(ギャラリー国立)1F・2F
入場 無料・予約不要
在廊 会期中は毎日、作家が在廊します
展覧会概要
このたびギャラリー国立では、国際的に高い評価を受ける現代美術家・Kyoko Yoshidaの個展を開催いたします。
フランス現代美術界の権威であるクリストフ会長やザッキ氏、ロワリエ氏らが審査員を務める「日本・フランス現代美術世界展(サロンドトーヌ協賛)」において、出品制限のあるなか、難易度の高い2つの異なる構図(俯瞰・正面)で挑んだ2作品が同時に公式選出・展示されました。本展は、その直後の待望の国内個展となります。
会場では、その入選作(非売品)を特別展示するほか、本展のために描き下ろされた完全新作のコレクション約15点を一挙に初公開いたします。
本展の試み:日常を越え、馬のエネルギーに囲まれる空間
日本において、多くの人にとって馬は「競馬場の観客席から遠く眺める存在」に過ぎないかもしれません。しかし本展の会場に一歩足を踏み入れると、前後左右をダイナミックな馬たちの作品に囲まれることになります。
「まるで本物の馬のすぐ近くにいるような、圧倒的な生命力とエネルギーに包まれる空間創り」を目指しました。遠い存在だった馬が、あなたのすぐ隣で息づく特別な空間体験をお楽しみください。
アーティスト・メッセージ:馬を通して描く、自然への畏怖と人間社会
幼少期から馬と深く親しんできたKyoko Yoshidaは、馬を単なる写実の対象や美しいモチーフとしてではなく、この世界が内包する巨大なエネルギーの媒体、そして人間社会の投影として捉えています。
日本人の血筋に流れる「八百万の神々(アニミズム)」のエッセンスを無意識のうちに宿したその画面は、単なる視覚的な美を超え、ときに人間のコントロールを凌駕する根源的な力としての「自然への畏怖」を力強く描き出します。
同時に彼女の作品は、現代のあらゆるコミュニティに潜む支配、不安、無意識の攻撃性といった不条理や抑圧から、それらと対峙する友愛、繋がり、内面の進化に至るまでの見えないダイナミズムを、馬というフィルターを通じて巧みに視覚化しています。
キャンバスの中で絡み合う「躍動感と構造的な安定性」、長年日本的な侘び寂びにも通じる「深い寂しさと輝かしい希望」。相反する二面性が生み出す緊張感と調和の複雑な相互作用、そして常に進化し続ける鮮やかな色彩の世界を、ぜひ会場で体感してください。
出品作品

《休暇を愉しむ人々》
麻キャンバス、アクリル/91×72cm/2026
馬に乗って散策する人々と、歩いて散策する観光客が交わる様子。実際の経験をもとに構成した作品です。日本・フランス現代美術世界展 入選作品(非売品)。

《駆け寄る好奇心》
麻キャンバス、アクリル/91×72cm/2026
見知らぬ人を見かけると、人懐こく寄ってくる若馬たち。同時に、内から湧き上がる好奇心を馬の姿に形どらせた空想画です。日本・フランス現代美術世界展 入選作品(非売品)。
作家
Kyoko Yoshida @kyoko_horseart
約10年前、画家としての活動を始めて間もなく、馬にフォーカスした国際的な美術団体 Paard Verzameld(パールト・フェルザーメルト)に加入。毎週取り組まれる表現力向上の探究課題やディスカッションに参加し、欧米各国の写真家や彫刻家も含む作家たちと交流を重ねてきました。2026年9月に独立するに至りました。
2019年 オランダの馬術雑誌「BIT」表紙コンペティションで準優勝/同年、米国ロサンゼルスでグループ展に参加
その後、しばらく展覧会活動を休止
2025年 ギャラリー国立「Animals」展で展覧会活動を再開
2026年8月 「日本・フランス現代美術世界展」に参加し、2作品が入選(本展で展示)
見て、感じてください。
ぜひギャラリーで、原画をご覧ください。
会期中は毎日、作家が在廊しています。どんな場面を描いたのか、本人に聞いてみてください。
会期中のようすは @gallery_kunitachi でお知らせします。
アクセス
〒186-0004 東京都国立市中1-9-18 NTC高橋ビル 1F・2F / JR国立駅から徒歩3分 → Googleマップ
お問い合わせ
作品のご購入・展示に関するお問い合わせは、会期中の会場(作家在廊)、または下記まで。
TEL 042-574-1211 / info@gallery-kunitachi.com


コメント